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ghostscriptとEPSON LP その2

昨日、ghostscriptのEP-Laserドライバのビットマップ問題の回避策について触れましたが、
その後ESC/pageドライバの問題についても回避策を見つけ
最新の8.63でも一応印字できるようにしました。
fedoraには比較的新しいモノが入っているはずなのですが、
こういったドライバ類は特に型落ちの古い機種などは恐ろしく古いモノが入っていたりします。
ESC/pageドライバも3.08という数年前のモノで、その後改良されたモノがあるにもかかわらず
そのままだったりします。で今回はその改良型のepage-3.09ドライバを入れてみました。

きのうのEPLaser用の変更点と合わせて、パッチを取りましたので必要な人はどうぞ。
「ghostscript-8.63-fix.patch」をダウンロード
これにより、一応印字はできますが
完全に画面で見たままに印字できる保証はありません。
私が確認しているのはYahooのトップ画面のGIF部分は全て印字されないように思います。
GIFを印字用のビットマップに変換するところで問題があるのか原因が今ひとつ判りません。
あと、このパッチを当てる とLP-2000用のドライバエントリが消えます。
LP-2000用のドライバではなくLP-xx00用ドライバ(esc/page)を選ぶようにしてく ださい。

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