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環境移行 つづき 1

えー、前回のVersaPROへの環境移行の続きです。
コンソールでの起動ができるのを確認できたら、
次はGUI環境の復活です。
VA18シリーズは画面処理機構として
RADEON-IGP340というのが載っているようなので
xorgをradeonで使う方法についての話です。
実はradeonシリーズを使うのはこれが初めてです。
まぁー、単純に2D処理だけなら素の状態でstartxするだけでも、
勝手にxorgがドライバの設定とかを検索してくれて
起動できるのですが、compizを動かそうなどと欲をかいたものだから、大変でした。
compiz関連のATIの情報が、
また少なくて IGP340はノート用の廉価版チップだから
3D処理は無理といったニュアンスの話もチラホラと見つけてしまうしで、
結論から言うと そんなことはなく、一応動きます。速度とかを気にしなければ。
その前に、みなさんのxorg関連のドライバのrpmどれくらい入ってます?
かなり前から気になっていたんですが
xorg-drv-cirrusとか、xorg-drv-s3とか最近使ってます?
VGAボードの複数枚挿せるデスクトップなら複数のドライバがあっても然りですが
ノートでは邪魔でしかないと思っていたのですよ。
まして、cirrusのチップの載ったノートPCに出会うのも最近では難しいと思うのです。
そこで、コンソール状態でネットへの接続環境が(LANなりダイアルアップなり)ある状態で
yum remove xorg-x11-server-Xorg
とかやってみてください。 恐らく70個くらいrpmを消すよって確認の表示が出ます。
ここで、「y」エンターで気にせず消しちゃいます。
次に
yum install xorg-x11-server-Xorg
とすると、サーバー本体とvesaのドライバと他 4個くらいのrpmを入れるだけで終わっちゃいます。
いやー、無駄なモノ山盛り入れてたのね。今まで・・・。
ここで、radeon用のドライバxorg-drv-ati (xorg-drv-radeonではない)を入れます。
yum install xorg-x11-drv-ati
これで、startxして Xの画面が出てくれば間に合わせの環境が戻ってきます。
ちなみに、まだcompizは動きません。

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