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4月, 2009の投稿を表示しています

遅い春のお別れ!!

昨日 約2年、我が家で同居していた、女子大生が実家に帰って行きました。 母の知人の姪御さんで、市内の大学に通うために 我が家にやってきたのが高校卒業の春でそれから2年、 家族同然でしたので4月初めに実家に帰る話を聞いたときには驚きました。 一人っ子の妻にとっては、妹ができたように喜んでいましたし 実際にこれがまた天然っぷりがよく似ていて 忘れ物はするは、自転車は盗まれるは、携帯電話はドブに落として壊すは、 自転車ごと田んぼに落ちるは とエピソードに事欠かない娘でした。 我が家の小さな娘にとっては、物心ついたときから一緒にいるので 「おねーちゃん」=「◯◯ちゃん」の図式ができており 一時期は、よその家にも「◯◯ちゃん」が一人ずついるモノと思っていたようで。 また、物凄い雨女で彼女が部活や旅行などで移動すると、 必ず彼女のいるところではなく我が家のある地域が雨でした。 年頃の若い子がいる生活と言うのも良いものでした。 妻などはそれなりに対抗心を燃やして可愛い系の服を着てくれたりもしますしね。 おかげで、昨日の夕飯は久々の焼肉だったりしたわけなんですが なんだかお通夜のような感じでした。

ghostscriptとEPSON LP その3

ghostscriptの件は、 本家のsvnを取り込んで8.64の最新版をrpmパッケージにすると 前回のパッチを当てなくても動作するのを確認。 firefoxで表示したYahoo! JAPANのトップページなどの 透過GIFが印字されないのはghostscript側ではなくfirefoxの核の Geckoエンジンに起因するもののようなので 当面は放置することにする。 Geckoエンジンを使ったGaleonやMozilla2psでもまったく同じ結果になるのと、 透過GIFファイルを直接lpコマンドで打ち出した場合印刷されることからの予想です。 あと、別口で見つけた事ですが、 CANONのpixus850iでCANON製のドライバでは600dpiまでしか印字できないように見えるが 実際はppdファイルに高解像度の設定をしてやると出るようだ。

ghostscriptとEPSON LP その2

昨日、ghostscriptのEP-Laserドライバのビットマップ問題の回避策について触れましたが、 その後ESC/pageドライバの問題についても回避策を見つけ 最新の8.63でも一応印字できるようにしました。 fedoraには比較的新しいモノが入っているはずなのですが、 こういったドライバ類は特に型落ちの古い機種などは恐ろしく古いモノが入っていたりします。 ESC/pageドライバも3.08という数年前のモノで、 その後改良されたモノ があるにもかかわらず そのままだったりします。で今回はその改良型のepage-3.09ドライバを入れてみました。 きのうのEPLaser用の変更点と合わせて、パッチを取りましたので必要な人はどうぞ。 「ghostscript-8.63-fix.patch」をダウンロード これにより、一応印字はできますが 完全に画面で見たままに印字できる保証はありません。 私が確認しているのはYahooのトップ画面のGIF部分は全て印字されないように思います。 GIFを印字用のビットマップに変換するところで問題があるのか原因が今ひとつ判りません。 あと、このパッチを当てる とLP-2000用のドライバエントリが消えます。 LP-2000用のドライバではなくLP-xx00用ドライバ(esc/page)を選ぶようにしてく ださい。

ghostscriptとEPSON LP

えー、VA18の環境整備を一時保留して、横道にそれます。 以前、 EPSON LaserのLP-2400でghostscriptのドライバの不具合で ビットマップが横長になり使えない話をしましたが 一応の解決方法を見つけたので、ここに記します。 といっても他人が解決策を見出していたのを見つけただけですが 参考にしたのは 「gdevescv.cを改造する話」 と いうページで、 vineのパッチなんかを書いておられる方のようです。 ghostscript-7系列用のパッチですが、 fedora10の現行のghostscript-8.63,ghostscript-8.60でも このgdevescv.cはほとんど同じなので手動でパッチを当てれば使えます。 ここで、8.63と8.60の二つghostscriptを出したのかというと微妙に差異が生じるためです。 このgdevescv.cのパッチを当てることで、ep_laserのドライバでビットマップが 一応適正なサイズで印字されるようになるのですが 一部のページの画像(yahoo!のトップのロゴなど)が印字されない現象も出ます。 この問題を我慢できるのであれば、8.63でも8.60でも何方でも使えます。 従来の見たままの印字を望む場合600dpiが上限のESC/pageドライバを使うしかありません。 ですが、今のところghostscript-8.63ではESC/pageドライバは正常に機能しません。 ESC/pageとEP_Laserのドライバ両方を使いたいのであれば ghostscript-8.60を使うしかありません。 また、8.63を使う場合 上記のパッチとあわせて一部ソースの修正が必要です。 コンパイラのバージョン違いのため関数宣言の「private」を「static」に 全て置換する必要があります。

環境移行 つづき 2

さて、前回までの段階で GUI環境が復活してfirefoxなりでwebを見たりすることができる状態まで戻したわけですが 次に、GhzオーダーのCPUが載っかったPCなんで やっぱりcompizとかが動いてくれないかなーと欲が出てくるのです。 そこで、いろいろググってみたのですが さっぱりです。 一般にradeonでのcompizはfglrxドライバを入れろと言われているようで 実際にfedoraで用意されているfglrxドライバ、 カーネルモジュールkmodを入れてみると最悪でXすら起動しなくなる。 ATIが公開している、fglrxドライバなんかは救いようがないくらいで 入れたら最後xorgのサーバー類を消して入れ直さないと回復できない状態になる。 前回のお邪魔ドライバを消せる事実を見つけたのも このATIドライバでハマったのを回復させたときの副産物です。 いろいろ、紆余曲折の末にたどり着いたのがfglrxではIGP340は動きません。 fedoraの標準のatiドライバ(radeon)で充分動きます。 Section "Device"         Identifier  "Videocard0"         Driver      "radeon"         ChipID      0x4337         Option          "AGPMode" "4" #        Option          "SWcursor" "true" # MUST BE TRUE!!! #        Option          "RingSize" "81920" #        Option          "BufferSize" "40960" #        Option          "EnablePageFlip" "true"  # "true"mode compiz freez # 

環境移行 つづき 1

えー、前回のVersaPROへの環境移行の続きです。 コンソールでの起動ができるのを確認できたら、 次はGUI環境の復活です。 VA18シリーズは画面処理機構として RADEON-IGP340というのが載っているようなので xorgをradeonで使う方法についての話です。 実はradeonシリーズを使うのはこれが初めてです。 まぁー、単純に2D処理だけなら素の状態でstartxするだけでも、 勝手にxorgがドライバの設定とかを検索してくれて 起動できるのですが、compizを動かそうなどと欲をかいたものだから、大変でした。 compiz関連のATIの情報が、 また少なくて IGP340はノート用の廉価版チップだから 3D処理は無理といったニュアンスの話もチラホラと見つけてしまうしで、 結論から言うと そんなことはなく、一応動きます。速度とかを気にしなければ。 その前に、みなさんのxorg関連のドライバのrpmどれくらい入ってます? かなり前から気になっていたんですが xorg-drv-cirrusとか、xorg-drv-s3とか最近使ってます? VGAボードの複数枚挿せるデスクトップなら複数のドライバがあっても然りですが ノートでは邪魔でしかないと思っていたのですよ。 まして、cirrusのチップの載ったノートPCに出会うのも最近では難しいと思うのです。 そこで、コンソール状態でネットへの接続環境が(LANなりダイアルアップなり)ある状態で yum remove xorg-x11-server-Xorg とかやってみてください。 恐らく70個くらいrpmを消すよって確認の表示が出ます。 ここで、「y」エンターで気にせず消しちゃいます。 次に yum install xorg-x11-server-Xorg とすると、サーバー本体とvesaのドライバと他 4個くらいのrpmを入れるだけで終わっちゃいます。 いやー、無駄なモノ山盛り入れてたのね。今まで・・・。 ここで、radeon用のドライバxorg-drv-ati (xorg-drv-radeonではない)を入れます。 yum install xorg-x11-drv-ati これで、startxして Xの画面が出てくれば間に合わせの環境が戻ってきます。 ち

環境移行

えー、半年ぶりの更新デス。 まっ生来 日記などきちんと書きつづけられた試しが無いのでこんなものかと...。 メインで使っているノートをNECのLavieC(LC800、LC900)シリーズから 同じNECのVersaProRへ変えました。 所謂リーマンショック以降 企業で使われていたPCが 大量に中古市場に出回っている中の一台を手に入れました。 これまで使っていたペン3-900Mhzの倍の1.8Gです。 これでも現在の主流からは程遠いですが私には充分です。 ここで、問題になるのが 作動中のOS環境を破壊せずに移行させるかで MBのチップセットが同じならば、そのままHDDを載せ替えるだけで 最低限シェルが起動するくらいは持っていけるのですが 今回の場合 LCがVIAのチップセット、VersaがALiのチップセットで まず確実にHDDの読み込みを見込めません。 Windows95あたりの時代は、HDDを載せ替えて 再起動させると ハードウェア構成の変わった分を検出して再構築してくれて ドライバの不足分をCDなりから読ませれば (実際にはCDのアクセス関連もアウトなのでHDD上にOSの必要分を転送する必要がある) 済んだのですが、WIndows2000あたり以降からはそうもできません。 linux関連においても、一般的にMBを変えるような大きなハードウェア構成の変更には HDDのバックアップ後にクリーンインストールするのがセオリーで、確実安全な手段です。 今回の移行の際の、必須条件はCDからのブートが可能であること。 HDD上にカーネルの再構築に必要な環境があることが重要です。 以前の環境のハードウェア構成 (ATAドライバは何を使っていたのか?VGAは何を使っていたのか等)と 新しい環境のハードウェア構成を入念に調べておく必要がある。 linuxのコンソールでの操作にある程度知識があることも必要、 以下の説明を理解できない場合は 素直に外部HDDにでも環境をバックアップして移行した方が正解です。 方法は、単にHDDを載せ替えて fedoraのCDからブートしてレスキューモードに移行する。 HDD上の/が/mnt/sysimageにマウントされるので #chroot /mnt/sysimage で