えー、半年ぶりの更新デス。
まっ生来 日記などきちんと書きつづけられた試しが無いのでこんなものかと...。
メインで使っているノートをNECのLavieC(LC800、LC900)シリーズから
同じNECのVersaProRへ変えました。
所謂リーマンショック以降 企業で使われていたPCが
大量に中古市場に出回っている中の一台を手に入れました。
これまで使っていたペン3-900Mhzの倍の1.8Gです。
これでも現在の主流からは程遠いですが私には充分です。
ここで、問題になるのが 作動中のOS環境を破壊せずに移行させるかで
MBのチップセットが同じならば、そのままHDDを載せ替えるだけで
最低限シェルが起動するくらいは持っていけるのですが
今回の場合 LCがVIAのチップセット、VersaがALiのチップセットで
まず確実にHDDの読み込みを見込めません。
Windows95あたりの時代は、HDDを載せ替えて 再起動させると
ハードウェア構成の変わった分を検出して再構築してくれて
ドライバの不足分をCDなりから読ませれば
(実際にはCDのアクセス関連もアウトなのでHDD上にOSの必要分を転送する必要がある)
済んだのですが、WIndows2000あたり以降からはそうもできません。
linux関連においても、一般的にMBを変えるような大きなハードウェア構成の変更には
HDDのバックアップ後にクリーンインストールするのがセオリーで、確実安全な手段です。
今回の移行の際の、必須条件はCDからのブートが可能であること。
HDD上にカーネルの再構築に必要な環境があることが重要です。
以前の環境のハードウェア構成
(ATAドライバは何を使っていたのか?VGAは何を使っていたのか等)と
新しい環境のハードウェア構成を入念に調べておく必要がある。
linuxのコンソールでの操作にある程度知識があることも必要、
以下の説明を理解できない場合は
素直に外部HDDにでも環境をバックアップして移行した方が正解です。
方法は、単にHDDを載せ替えて fedoraのCDからブートしてレスキューモードに移行する。
HDD上の/が/mnt/sysimageにマウントされるので
#chroot /mnt/sysimage
で、ルート位置を変更する。
#ls /
とでも、打ち込んで 以前の環境のルートからのディレクトリ構成が見えていれば
ひとまずOK
次に、カーネルを現在のハードウェア構成に合わせて再構築します。
私の場合、fedora7あたりからネットワーク経由でアップグレードをかけていたため
カーネルソースの位置が/usr/src/redhat/BUILDの下にありますが、
fedora10以降ではrpmbuildの変更に伴い
各ユーザーのホームディレクトリの下に
/rpmbuildと言うディレクトリが作成されて
その中のBUILDディレクトリにあると思います。
カーネルソースの位置が判れば、
あとは自分が使っているカーネルソースのディレクトリに移動して
Makefile のリビジョンを適当に変更して、
make configとか make menuconfigとかして、
まず最低限のHDDを読ませる事だけを考えて、
ドライバの構成を変更する。
私の場合VIAのチップセットのATAドライバを外し
ALiのドライバの組み込みチェックが入っているか確認して、
.configファイルを変更する。
次に
make bzImage; make modules
でカーネル本体とドライバモジュールをコンパイルし
make modules_install; make install
で 新しいカーネルとモジュールをHDD上にインストールする。
これで、一旦リーブートして
HDDから起動できれば(Xはまだ利用不可です。)
ひとまず安心です。ここでシェルでの起動すらできないようなら、
再度CDからブートして先程と同じようにカーネルの環境を見直して再構築をする。
まっ生来 日記などきちんと書きつづけられた試しが無いのでこんなものかと...。
メインで使っているノートをNECのLavieC(LC800、LC900)シリーズから
同じNECのVersaProRへ変えました。
所謂リーマンショック以降 企業で使われていたPCが
大量に中古市場に出回っている中の一台を手に入れました。
これまで使っていたペン3-900Mhzの倍の1.8Gです。
これでも現在の主流からは程遠いですが私には充分です。
ここで、問題になるのが 作動中のOS環境を破壊せずに移行させるかで
MBのチップセットが同じならば、そのままHDDを載せ替えるだけで
最低限シェルが起動するくらいは持っていけるのですが
今回の場合 LCがVIAのチップセット、VersaがALiのチップセットで
まず確実にHDDの読み込みを見込めません。
Windows95あたりの時代は、HDDを載せ替えて 再起動させると
ハードウェア構成の変わった分を検出して再構築してくれて
ドライバの不足分をCDなりから読ませれば
(実際にはCDのアクセス関連もアウトなのでHDD上にOSの必要分を転送する必要がある)
済んだのですが、WIndows2000あたり以降からはそうもできません。
linux関連においても、一般的にMBを変えるような大きなハードウェア構成の変更には
HDDのバックアップ後にクリーンインストールするのがセオリーで、確実安全な手段です。
今回の移行の際の、必須条件はCDからのブートが可能であること。
HDD上にカーネルの再構築に必要な環境があることが重要です。
以前の環境のハードウェア構成
(ATAドライバは何を使っていたのか?VGAは何を使っていたのか等)と
新しい環境のハードウェア構成を入念に調べておく必要がある。
linuxのコンソールでの操作にある程度知識があることも必要、
以下の説明を理解できない場合は
素直に外部HDDにでも環境をバックアップして移行した方が正解です。
方法は、単にHDDを載せ替えて fedoraのCDからブートしてレスキューモードに移行する。
HDD上の/が/mnt/sysimageにマウントされるので
#chroot /mnt/sysimage
で、ルート位置を変更する。
#ls /
とでも、打ち込んで 以前の環境のルートからのディレクトリ構成が見えていれば
ひとまずOK
次に、カーネルを現在のハードウェア構成に合わせて再構築します。
私の場合、fedora7あたりからネットワーク経由でアップグレードをかけていたため
カーネルソースの位置が/usr/src/redhat/BUILDの下にありますが、
fedora10以降ではrpmbuildの変更に伴い
各ユーザーのホームディレクトリの下に
/rpmbuildと言うディレクトリが作成されて
その中のBUILDディレクトリにあると思います。
カーネルソースの位置が判れば、
あとは自分が使っているカーネルソースのディレクトリに移動して
Makefile のリビジョンを適当に変更して、
make configとか make menuconfigとかして、
まず最低限のHDDを読ませる事だけを考えて、
ドライバの構成を変更する。
私の場合VIAのチップセットのATAドライバを外し
ALiのドライバの組み込みチェックが入っているか確認して、
.configファイルを変更する。
次に
make bzImage; make modules
でカーネル本体とドライバモジュールをコンパイルし
make modules_install; make install
で 新しいカーネルとモジュールをHDD上にインストールする。
これで、一旦リーブートして
HDDから起動できれば(Xはまだ利用不可です。)
ひとまず安心です。ここでシェルでの起動すらできないようなら、
再度CDからブートして先程と同じようにカーネルの環境を見直して再構築をする。