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VersaPro VY30で ミニPCI無線LAN をアクティブにする方法

相も変わらず、間延びした更新でございます。
前回の書き込みから以降に得た情報をメモ代わりに残します。
つい先日まで、メインとして愛用してきたVY30ですが、
新しくHT機からCore2Duo機に移りました。
ホンの1、2年分ですが現代に近づいてまいりました。
いやぁー快適ですね。難点はIEEE1394が搭載されていないくらいですか。
あとは、HDDがPATAからSATAに代わっていたので
VY30からHDDごと移動できなかった(新しくSATA500Gを調達しました。
直後にタイの水害でHDD価格が暴騰して間一髪でした)のと、
ミニPCIがエクスプレスになっていて手持ちの無線LANカードが使えず、
これも新たに調達しました。

で、現役を退いたVY30ですが、現役を退くと逆に心置きなくいじれたりもします。
で予てより気になっていたミニPCIカードを着けると電源が正常に落ちなくなり、
シャットダウンしても勝手に再起動してしまう問題と、fedora14あたりから
rfkillに引っかかってなのかifupできない問題 についての一考察です。

VY30シリーズには無線LANのオプションも用意されているので、
ミニPCIが無線LANに合わない仕様ということではないと思われる。
有線 LANはオンボードだし、電話回線モデム用? などとおもったのですが、
wake on LAN信号かなにか?と思ったわけです。
無線でwake on LANって出来るのかやったことないので知りませんが、
そこで数少ないミニPCIのピンアサイン資料をググって、
各信号接点の中で、「reserved」 で使用されていないであろう信号のうち
無線LANボード上に配線パターンの施されている怪しい接点を弾き出してみる。
ちなみにボードは極ありふれたインテルのpro/wireless-2200BGでの話です。

36ピン、98ピン、121ピン辺りに信号線が生きています。

当初rfkillでアクティブにできないのも、
この辺の信号が邪魔しているとばかり思っていたのですが、結果は違いました。
結論から言えば、36ピンの信号をパターンカットすれば、
シャットダウンの問題は解消されます。
ただし、これだけではボードをアクティブにはできません。
実は、無線LAN非搭載のVY30にも無線LAN ON・OFFスイッチは実装されています。
LCDヒンジ根元近くの、パワースイッチ類の真下、
分解した人なら判るとは思いますが、細長いスイッチとLED類の載った基板の右端に
意味不明のトグルスイッチがあります。これが犯人です。
これをON・OFFすると無線LANのON・OFFに連動しています。
私は単純に、セロテープでONに固定したままにしています。

無線LANの問題が解消したVY30ですが、
今はfedoraではなくwindowsでしか使えないツール類のためにvistaで運用しています。

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